車のダッシュボードや、たてもの、コンセント、せんぬき。日常よくみる風景や毎日使う道具をじっと見ていると、なんとなく人間の「顔」に見えてくることがあります。ビデオカメラでクローズアップし構図を考えることで、自分の選んだ「ただの道具」が「キャラクター」になる驚きの瞬間!わくわくして待った上映会では、プロフェッショナルなビデオ作品の中に自分の撮影したキャラクターも登場。
短い時間の中で新しい視点を得、映像リテラシーを学べるワークショップでした。またひとりひとりへの丁寧な指導も印象的でした。
(季里さん)
 
 
     
  子どもにとっても大人とっても映像はとても身近な存在です。でも、映像制作は親しみやすさから感じるほど楽ではありません。そんなギャップを越えて、大人にも子どもにも実写を扱った映像制作の面白さが伝わるワークショップとして完成できて良かったなと思います。今回うまくいったのはCANVASの皆さんによる大きな場づくりと、”カントク!カオだらけです!”を手伝ってくれたスタッフ全員による参加者にとって居心地よい空間づくりのおかげです。特に下口氏には企画段階からお世話になりました。このワークショップはひとりではうまくいきませんでしたよ。
審査員特別賞ありがとうございました。